毎月一日

ドイツで買った新聞をようやく仕分けた。

ごみ箱の内箱にする分と、ちょっと特別感を演出したいときの包装に使う分と、その他。

ドイツ旅行も、もう一年前になるのか。早いな。

洋服を洗濯して干し、シーツも交換して洗濯し、洗面台を磨き、冷蔵庫の上にたまった埃も拭いた。

毎月一日は、台所のスポンジと歯ブラシとボディタオルのてぬぐいを交換する日。使い終えたてぬぐいは拭き掃除に使う。

キッチンツール立てやヘアブラシ立ても、月に一度は洗うことにしている。

昼食に鶏肉を茹で、食べ終わってから掃除機をかけた。

夜、楽天で注文していた荷物がぞくぞくと届く。

軽くアルコールが入っていて、調子がいいので、届いたシューズラックを組み立て、靴箱につかっていたカラーボックスを2こ解体し、段ボールを片付け、作業していた場所を軽く掃除。

私にとって汚部屋はコンプレックスのひとつだ。それに気づいたのはごく最近、この間の大物断捨離のあと。

それまでもずいぶんいろいろなものを手放して、汚部屋時代からすれば別人のような部屋を作り上げてきたけれど、不衛生が気にならないという根本は変わらなかった。掃除とか興味なかったし。

だから今、他に熱中することがないからではあっても、掃除や洗濯といった当たり前の家事を自主的にやっていこうとする自分の変化が面白いなと思う。

私は、ここまで削ぎ落としてやっと、違う自分になれた。長かったなあ。そして、この、ものの量が、今の私に合っているのだろうな。