捨てども、捨てども

断捨離、と世間一般に言われる行為をずっと続け続けている。

終わりが見えない。

なぜなら、一度に全部、極限までは減らしきれないからだ。

思い入れだったり、趣味だったり、生きていくには必要ないけれど、どうしても捨てられないものがあって、そこには手を付けないでいるうちに、時間が経ってしまう。

 

とは言え一般の人よりも持ち物は少ない自負はある。

けれど、どれだけ捨て続けても体重は減らないしシンプルにも生きられない。あれこれとつまらないことにとらわれては悩んで死にたくなって。

 

本当に不毛なことだ。

バカみたい、どころではない。

ほんまもんのバカだ、私は。